文武両道!アメリカの大学でスポーツをするには勉強も大切

こんにちは!

今回はアメリカの大学スポーツと学業との関連性について書いていきたいと思います。

実は、あまり知られていないかもしれませんが、アメリカのトップレベルの大学でスポーツをするには学業面での努力も非常に重要となります。

競技レベルとしてもトップだといわれているNCAA D1に所属する大学は学業の面でも優れている学校が多いです。

実は、NCAA自体が、大学でスポーツをするために学業面での基準を設けているため、ただスポーツだけをしていればいいというわけではありません。

それでは、実際にどのくらいの頑張る必要があるのか、今回は詳しく書いていきたいと思います。

そもそも大学卒業に必要な単位数

アメリカには2学期制の大学と4学期制の大学があり、単位の数え方が異なるのですが、今回はアメリカの大学に多い2学期制の大学で書いていきたいと思います。

実際に4年制大学卒業に必要な単位数は約120単位程となります。(弊社のスポーツ留学生の進学が多い2年生大学はその半分の60単位程です。)

各学年でプレーするために必要な単位数は?

基本的に、NCAA自体がスポーツをするだけではなく、きちんと卒業するように!という方針のようで、各学年ごとにプレーするために必要な単位数は卒業に向かって設定されているようです。

1年目

まず、1年目でプレーするために学業面でクリアすべき条件は、高校時代の成績とSATと呼ばれるテストの結果によって異なります。(2年制大学の場合は特に規定がありません。)興味のある方は、こちらのページを参考にしてください。

2年目

2年目以降はこちらの公式ページを参考に書いていきます。(NCAA D1を参考にします。)

まず、2年目をプレーするためには、1年目に24単位以上を取得している必要があり、さらに評定平均(GPA)が卒業の際に必要最低限のGPAの90%以上ある必要があります。(例えば、卒業に必要なGAPが2.0の場合、1年目のGPAが1.8以上は必要)

他にも秋学期、春学期にそれぞれ最低6単位以上、また、秋春学期合わせて18単位以上とる必要があります。(留学生の場合、学生ビザのルール上必ず各学期12単位以上、秋春学期で24単位以上とる必要があります。)つまりアメリカ人からすると、秋春学期で18単位とって、補助的な役割のサマースクールで6単位取得しても問題ないというわけです。

3年目

3年目をプレーするためには、卒業に必要な単位の40%を2年目までに終えている必要があります。(120単位の場合、48単位以上)また卒業の際に必要最低限のGPAの95%以上ある必要があります。(例えば、卒業に必要なGAPが2.0の場合、2年目までのGPAが1.9以上は必要)

その他のルールは2年目同様、秋学期、春学期にそれぞれ最低6単位以上、秋春学期合わせて18単位以上とる必要があります。(留学生は学生ビザのルール上各学期12単位以上、秋春学期で24単位以上とる必要があります。)

4年目

4年目をプレーするためには、卒業に必要な単位の60%を3年目までに終えている必要があります。(120単位の場合、72単位以上)また卒業の際に必要最低限のGPAの100%以上ある必要があります。(例えば、卒業に必要なGAPが2.0の場合、3年目までのGPAが2.0以上は必要)

その他のルールは2.3年目同様、秋学期、春学期にそれぞれ最低6単位以上、秋春学期合わせて18単位以上とる必要があります。(留学生は学生ビザのルール上各学期12単位以上、秋春学期で24単位以上とる必要があります。)

 

以上が、アメリカの大学(特にNCAA D1)でプレーする上で学業面でクリアしなければいけない条件となります。

学業面でのルールもかなり厳しいため、かなり勉強と部活の両立はかなり大変ですが、そういったこともあり、アメリカの大学では運動部の生徒がかなりリスペクトされているという一面もあります。

ぜひアメリカの大学でスポーツをしてみたいという方は参考にしていただければと思います。

 

アメリカの大学でスポーツをしたいという方は、スポーツ留学の専門家アスリートブランドに相談してみよう!

まずはホームページをご覧の上、資料請求よりお問い合わせください。

こちらの記事もおススメ!

◆Facebookで最新情報をお届けします!