こんにちは!アスリートブランドです。
弊社では創業から10年以上にわたり、アメリカの大学へ野球留学する生徒のサポートを続けてきました。
現在、弊社から野球留学をするには、例年、夏休み~10月くらいまでに開催されるアメリカ現地でのセレクションに参加し、合格をもらった学校へ進学するという形になります。(本年度は8月、9月、10月の3回開催されました。)
もし、10月を過ぎてから野球留学を検討し始めた!という方には、ラストチャンスとして国内セレクションという方法もご案内していますが、これは最終手段ですので、やはり実際にアメリカに渡り、学校の雰囲気を感じたり、監督から直接プレーを見てもらえるアメリカ現地でのセレクションのほうがオススメです。
その現地でのセレクションも弊社では2種類あります。通常の9月10月は1週間ほどアメリカに滞在し、4-5校ほどの大学を回るプログラム。そして夏休み中の8月に開催されるセレクションは、こちらも1週間ほどの滞在で、現地のアメリカ人も大勢参加する合同トライアウト+2校ほど大学を回るプログラムとなっています。
大学を回るセレクションは直接大学を訪問し、チームの練習に参加したり、セレクション限定でコーチがプレーをチェックしたりで、直接1人1人のプレーを見て合否の判定となります。
一方で、合同トライアウトについては、あまり日本ではなじみのないシステムですので、実際にどんなものなのか想像しづらい方も多いかと思います。
そこで今回は、アメリカで広く行われている合同トライアウトについて詳しく書いていきたいと思います!
高校生向け、アメリカ野球合同トライアウトの真実
実は、アメリカで開催されている合同トライアウトには一長一短があるので、その真実について深く書いていければと思います。
まずは、どんな形式で行われるのかについてです。
弊社で参加している合同トライアウトは2日間で行われます。
1日目は、60ヤード走(約55メートル、ちょうどホームから2塁までの距離)の測定。守備の動画撮影(送球をスピードガンで測定)。バッティングの動画撮影。スイングスピード測定。など、動画撮影や、記録測定がメインとなります。その後、数チームに分かれての練習試合が行われます。
2日目は、紅白戦のみとなります。
合同トライアウト終了後には、集まって結果発表などがあるわけではなく、各自解散となります。大学のコーチからのコンタクトは紅白戦中などの話かけられる場合があります。
この合同トライアウトには、大学でのプレーを目指す現地の高校2年生や3年生の選手たちも数多く参加します。このトライアウトで撮影された動画や測定された記録はインターネット上で公開されるため、その情報を使って大学を探すようです。
メリット
合同トライアウトの良い点としては、60ヤードのタイムや打球スピードなど、自分の記録を図れる点、または、プレーを動画に残せる点があげられるかと思います。弊社では、合同トライアウトで取った動画や記録をもとに、弊社提携校と交渉を行い、実際に野球部から合格をもらっています。
もう1点、練習試合でアメリカ人選手と対戦できるというのもよい点の一つです。訪問型のセレクションですと、なかなか実際にアメリカ人と対戦する機会はありませんが、合同トライアウトでは野手であれば約6-8打席ほど、ピッチャーは2イニングほど、実際に現地の選手と対戦できるということで、留学前にアメリカの同世代の選手と対戦できる良い機会かと思います。
デメリット
デメリットとしては、参加者が多い分目立ちづらい点、または、必ずしも入学可能な学校からのオファーだけではないという点があげられます。
合同トライアウトには大学のコーチたちも足を運んで選手のチェックをしていますが、例えば4年制大学など、1年目からプレーするには、ある程度の学力を求められる学校からオファーがあるケースもあります。今年参加した生徒も、練習試合で活躍し、大学のコーチからオファーがあった選手がいましたが、TOEFLやSATと試験面で入学が難しく、断ったということがありました。
8月開催・合同トライアウト+学校訪問型セレクション
先ほども書きましたが、合同トライアウトは現地アメリカ人の選手たちも多く参加するため、なかなかその中で目立つというのが難しいことがあります。そこで、アスリートブランドの8月セレクションでは、合同トライアウトと同時に+2校の学校訪問型セレクションをセットで行っています。
このパターンの場合、合同トライアウト中の勧誘、合同トライアウトの動画&データをもとに弊社提携校への交渉、学校訪問型セレクションの合否などから留学先の大学(野球部)を選ぶ形になります。
来年度米大学野球部セレクション参加者募集中
詳しくは弊社ホームページをご覧の上、弊社までお問い合せください。
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