当たり前で気づけなかった日本の精神がどれほど素晴らしいものかを痛感しています。|ATC&NATA&トレーナーへの道

カリフォルニアのUCSD=カリフォルニア大サンディエゴ校で、
トレーナー長期留学現場インターンシップ   中の宋くんから、レポートが来てます

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留学を始め早くも10ヶ月目に入りました。
1月末からはGrossmont Collegeに入学し、大学院進学に必要なPrerequisite Classの履修に入ります。
本格的に英語で新しいことを学ぶようになり、UCSDでのATインターンも最後のセメスターになります。
進学先の院については、当初予定していたATCではなく、PTを学ぶため院への進学を目指します。
もともと、大学卒業前、そして就職してからは、自分の治療を確立させるためにはPTの知識(主に動作分析)が必要であると気づき、母校の理学療法学科の先生が受け持つ臨床を見学をさせていただいたり、その先生のご厚意で関西理学療法学会にも入会させていただけました。
留学後、UCSDでのATインターン、Project Walkという脊損患者のリハ施設見学、San Diegoでお世話になっている鍼灸師・ATCの先生のクリニックでの活動。
これらの現場を通し、自分が思う治療の在り方を考えた時、改めて自分が本当に必要かつ学びたいものは理学療法であると結論付けました。
もちろんATとしての自分はずっと持ち続けておりますので、帰国後、日体協ATの受験を考えています。
学ぶ場所、資格が違えども、アメリカの教育現場のいいところのみをしっかり体に染み込ませ、将来の目標である人材育成に活かします。
学業以外では、これまで生活の中で日本とアメリカの様々なこと、文化、人、生活などなど、多くの良い面・悪い面がはっきり見えてきました。
その心境の変化として、いろいろな環境の変化や個人を認めることがより自然に感じられるようになりました。また、発言・アイデアなどを皆でどんどん出すことにも積極性が増し、学習の楽しさを以前にも増して強く感じています。頭だけでわかっていた大切なことを、実際に体感し心からそれを感じることで、行動できるようになりました。
そして何より、日本で育ったことを本当に誇りに感じます。留学している今、当たり前で気づけなかった日本の精神がどれほど素晴らしいものかを痛感しています。
外から日本を見ることで日本で培った全てのことは、絶対に忘れてはいけない財産であると確信できます。本当に全てです。

郷に入っては郷に従えとは言いますが、従うべきタイミングや特徴をよく見定めていこうと思います。
長くなりましたが、今後も、変化することを楽しみながら、ブレないものをしっかりと胸に留め、日々精進してまいります。
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宋くん
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