最近、中学・高校留学について、質問を受けています
端的に言えば、
海外の中学・高校でスポーツ留学をできるようなところはないか、
という質問です。
中学・高校のスポーツ留学というのは、大学に比べ、なかなか難しいところがあります。
まず、多く部活動をするというのが、事前に確約できません。
またシーズン制があるので、たとえば、野球などは春学期のスポーツなので、秋学期は部としての活動をしていけないというルールが多くの連盟で定められています。
学校の部活動ができない時期は、クラブチームでの活動は可能ですが、
クラブチームですので、通常、活動場所は、学校とは異なるところになります。
要はその場所に誰が連れて行くのかという足の問題が出てきます。
ホームステイであれば、ホストファミリーが果たしてやってくれるのか 毎日、毎年。
寮であると、学校がやってくれるのか
個人種目のテニス、ゴルフの場合は、多少異なりますが、
それでも前述の、誰が練習や試合に連れて行くんだ。 というのは、シンプルなのですが、
毎日となると、意外と、そのアレンジは難しいものです。
また、チームスポーツだと、シーズン中に、チームに入れないという根本的な問題があります。
アメリカはチーム入りできないと練習も参加できません。
バスケットボールなどは、13~15人以上は取らない=練習に参加させない
という方針を持つコーチは大半です。
交換留学などでは直前まで受入校がわからないというしくみだそうですので、留学先がどのようなチームなのか、コーチは留学生を入部させてくれるのか。
部に入れるかどうかは、ぎりぎりまでわからない、ということになります。
また、勉学の問題も当然あります。
一定以上の成績を上げてないと、試合に出られないというルールを各連盟が定めています。
日本から留学する場合は、特に最初は、英語力が乏しいので、渡米後いきなり高校の正規の授業を取る、というのはなかなか難しいことかと思います。
したがって、英語クラスを取りながら、英語力が一定レベルに達したら、高校の正規授業にほかのアメリカ人生徒と一緒に参加し単位を取っていく、ということになりますが、その高校の正規授業に入る前の英語プログラムをすべてのアメリカの高校が揃えているかというと、多くは、そのような留学生向けの英語クラスというのをそろえておりません。
また、もし、英語プログラム⇒高校正規授業というプログラムがあるところでも、卒業までに、それなりの時間を費やすことになります。
つまり、高校1年を12月までやって、1月から、タイミングよく アメリカに留学したという場合でも、英語力にもよりますが、一般的な日本字留学生の場合は、残り2年で卒業できるということにはなかなかなりにくい、卒業までに、3年あるいはそれ以上、かかるというパターンの方が、もともと帰国子女でなければ、圧倒的に主流となります。
その点、
IMGアカデミーの長期プログラムでは、上記の課題をクリアしています。
■部に人数制限がない。
■連盟とは独自のリーグ戦を行っている。
■グランド、体育館、練習場、寮、施設内にすべてそろっていて、生徒がみな徒歩やトラムを乗って行き来できる。
■高校、付属の語学学校も施設内にある。
■英語力、スポーツのレベルに関わらず、入学できる 特にスポーツはエリート専門と思われがちですが、まったくそうではありません。初級レベルから受入を行っております。
ただ、IMGの長期留学は費用も大学留学に比べ、かなり高いので、そのあたりは、じっくりと検討いただく必要があるかと思います。
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