ベースボール発祥の地、アメリカの野球を知る。

こんにちは。アスリートブランドです。

今まで、10年以上にも渡り、アメリカの大学野球へ選手を送ってきた弊社ですが、メジャーリーグなどに詳しい人はいても、アメリカのアマチュア野球まで詳しいという方はまだまだ多くないと思います。
今回は、そんなアメリカの野球を説明しながら、さらに、日本人の可能性。日本人選手がどうすればアメリカで勝ち残っていけるかを書いていきたいと思います。

ベースボールの国

みなさんご存じのとおり、アメリカは野球発祥の地です。飛行機でアメリカへの到着が近づくと、代替どの空港の近くにもベースボールフィールドを探すことができます。これはヨーロッパなどでは見られない光景ですね。

アメリカ人の中にはベースボールは習慣として根付いています。例えば、ファッションとして、最近だとNew Eraのベースボールキャップをかぶっている若者はたくさんいますし、日本では、球場に行くとき以外、プロ野球選手のユニフォームを着ることはほとんどありませんが、アメリカでは、若者ののファッションとしてベースボールのユニフォームが定着しています。そんなところにも、アメリカがベースボールの国なんだなと感じることができますね。

アメリカ野球はデータ野球?

みなさんはアメリカの野球についてどんなイメージをお持ちですか?やはり、豪快のパワーでかっ飛ばす、豪快なストレートでねじ伏せる。そんなイメージがあるのではないでしょうか。

しかし、ひとたび、アメリカの野球に触れてみると、だいぶそのイメージは変わってきます。連日放送される野球ニュースではとにかくデータであふれています。映画「マネーボール」を見た方ならお分かりかと思いますが、今のメジャーリーグはデータ全盛の時代です。スタジアムに行っても、実際よくわからないデータの数々に首をひねることも多々あります。

先ほども書きましたが、そこまですべてを追及したくなるほど、アメリカ人は野球が好きなんだと感じるところでもあります。

アメリカ人は練習をしない?

おそらく、日本人が野球を一番練習していると言っても間違いないと思います。少なくともアメリカのチームで日本のチームほど練習をするチームはほとんどないかもしれません。

ほとんどの大学のチームは、2時間~3時間ほどで練習を終えると思います。それはシーズン中でもかわりません。

その変わり、中身の濃い練習をしようとする傾向があります。練習は細かく分けれれ、守備練習だと、各ポジションごとに行ったり(日本のようにシートノックをすることはほとんどありません)、バッティング練習は、基本的に打つ方向や、シチュエーションが決まっていたりと、意外と自由のない練習がほとんどです。また、ウエイトトレーニングはどこのチームも本格的に取り入れているのが特徴の一つかと思います。

サマーリーグでたくさん試合をこなす

日本にない文化として、アメリカ大学生の夏休み期間には、「サマーリーグ」というものがあります。アメリカではルール上、夏休みに全く学校の野球部として活動ができないため、学生たちは、各自バラバラにサマーリーグに出場します。もちろん、野球部として強制ではないので、夏休みに全く野球をしない学生もいますが、サマーリーグは1つのチームにいろんな大学から選手が集まってくるので、新しい友達ができたり、サマーリーグでともに戦ったチームメートと大学のリーグ戦で対戦したりと結構良い経験だったりします。チームによっても異なりますが、ほぼ2カ月で30-40試合ほどを戦うのでちょっとしたプロのような経験ができるのも特徴です。

大学のチームメートにもプロ予備軍も

アメリカのアマチュアドラフトは6月に開催されます。このドラフトでは各チーム40巡目くらいまで指名するので、おおよそ1200人近くが指名されます。フリーエージェントでの入団も含めれば1500人ほどでしょうか。

それほどの人数が指名されるということは、比較的チームメートや対戦相手のドラフト候補、ドラフトの指名される選手がいるということが珍しくありません。過去の野球留学生の中には、チームメートがドラフト指名されたという選手も少なくありません。

アメリカ野球、一番の魅力は天然芝

アメリカの野球の一番の魅力は天然芝のフィールドです。日本では内野が土であったり、一面土という球場はめずらしくなく、むしろ普通ですが、アメリカでは、野球を土のグランドでやることはありえないそうです(リトルリーグなど距離が短いときはあるそうですが)

緑のフィールドで野球をする。まさにベースボール発祥の地といった感じですね。

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