アメリカ2年制大学からプロ入りする野球選手たち

こんにちは!アスリートブランドです。

今回の記事は、以前取り上げた「プロ野球で活躍するアメリカ人選手はどういう経歴を歩んでくるのか?」の内容をより深く掘り下げて、アメリカの2年制大学出身のプロ野球選手について書いていきたいと思います。

アメリカ2年制大学の野球事情

そもそも、なぜ今回、アメリカの2年制大学の野球をピックアップするかというと、

日本のプロ野球のドラフトの場合、短大からプロ入りする選手というはほとんどいないというのが現実かと思いますが、

アメリカの場合、実は意外と2年制大学の野球が盛んで、2年制大学から直接プロ入りする選手や、4年制大学への編入を経たプロ入りする選手が結構たくさんいたりします。

例えば、現役大リーガーで2年制大学出身として有名なのが、ナショナルズのブレイス・ハーパー選手。そもそもハーパー選手は大学時代、かなりすごい成績を残しており、なんと17歳で2年制大学に入学すると、1年目のシーズンで、66試合に出場し、31ホームラン、98打点、打率.443をマークします。ただでさえ飛び級で進学してるので年上ばかりのリーグでこの成績は圧倒的です。そしてその後、全米1位指名されナショナルズに入団(2年制大学の場合、1年目から指名が可能)。その後の活躍は語らなくてもよいでしょう。

他にも有名選手では、将来野球殿堂入りが確実と言われているエンゼルスのプホルス選手や、現在ブレーブスに所属するホセ・バティスタ選手。マリナーズのディー・ゴードン選手らが2年制大学出身の大リーガーです。2015年のオールスターゲームでは選ばれた選手の内10名が2年制大学出身だったようです。

日本で活躍する2年制大学出身の選手

先日の記事でも書きましたが、現在日本のプロ野球に所属する外国人選手では3選手が2年制大学からプロ入りをしているようでした。

1人目が楽天に所属する、ゼローズ・ウィーラー選手。ウィーラー選手は、アラバマ州の2年制大学(ウォレス・ステート・コミュニティカレッジ)からアメリカのドラフト指名を受け(19巡目)ブルワーズに入団。ヤンキース時代に大リーグ初出場を果たしています。(ちなみにチームメートにはイチロー選手がいたみたいです。)その後、楽天に入団に、現在は主軸として活躍しています。

2人目は日本ハムに所属するブランドン・レアード選手。レアード選手は高校時代にインディアンズから27巡目指名されるもサインせず、カリフォルニアの2年制大学(サイプレス・カレッジ)に進学。その後ヤンキースから再度27巡目で指名されています。そのままヤンキースから大リーグデビューを果たします。日本ハムに移ってからはメキシコ代表にも選出されるなど、大活躍を見せています。

3人目はソフトバンクに所属するデニス・サファテ選手。サファテ選手の場合は少し変わったアマチュアの経歴を歩んでおり、高校時代にレンジャーズから15巡目指名を受けるもサインせず、アリゾナ州立大学に進学。その後、2年目にアリゾナ州の2年制大学(チャンドラー・ギルバート・コミュニティ・カレッジ)へ転校し、その年にブルワーズから9巡目指名を受け入団します。そのままブルワーズで大リーグデビューを果たします。

ちょっと面白い経歴

日本だとあまり大学に入ってから他の大学に転校するということが多くないかもしれませんが、アメリカでは比較的、転校や、4年制大学への編入が行われます。

なかなか面白い経歴なのが、ヤクルトのデビット・ハフ選手。高校時代31巡目で指名されるも、サインせずカリフォルニアの2年制大学(サイパス・カレッジ)へ。ここでも19巡目でフィリーズから指名されるが、サインせずカリフォルニアの4年制大学(カリフォルニア大学アーバイン)へ編入。その後、同じカリフォルニアの4年制大学(カリフォルニア大学ロサンゼルス)に転校し、最終的にはドラフト1巡目追補(全体39位)インディアンズから指名され入団しています。

弊社から野球留学した生徒でも、4年制大学への編入はもちろんですが、出場機会を求めて2年制大学内で転校し、その後出場機会を得て飛躍したという選手が意外とたくさんいます。求める限り、チャンスが比較的いろんなところに転がっているのもアメリカ野球留学の魅力の一つです。

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