先月、米大学野球部セレクションでアメリカ出張の際に、
セレクション受入校にソフトボール留学している夏生さんの練習にも訪問してきました。
すっかりチームに同化しているようで、最初のアップの際はどこにいるかわかりませんでした笑
実際に、訪問の数日前にメールしたら、
「今日はチームルームでみんなと映画を見たりしながらお泊りパーティーで、土曜日は練習試合です!」
という返事をもらい、ソフトボール留学ライフを満喫している様子でしたが、グランドでそれを再認識しました。
夏生さんは福岡中央高校時代はいろいろなポジションを守っていて、3年時は外野でした。
アメリカに来て、すぐにセカンド守れるか、と聞かれ、
いまはショートを守っています。
夏生さんがどこでも守れる器用さはあるようですが、信頼度はそれ以上なようです。
この日は、
ゲームシチュエーションの守備練習。
「ワンナウト、ランナー一塁!」
と監督が叫び、ノックを打っていき、
ひとプレイが終わるごとに
選手の動きについて、指導していきます。
大変熱い監督で
結構細かく、そして、ダメな場合は大いに叱ります。
そして結構しつこいですw
こういう監督アメリカにもいるんです。
もちろん、体罰とかは一切なく、
一度怒鳴っても、ケロッとして、ジョークを言い放ち、周囲を和ませるなど、明るい雰囲気です。
(↑ノッカーがヘッドコーチです。 黒の女性はアシスタントコーチ)
僕が監督にあいさつすると、
ちょうどいいところに来た、といわんばかりに、
「グランドに入って。ナツキに細かい指示があるときはちょっと手伝ってくれ!」といって、ノックを続け、
毎回ではないですが、
これはしっかり理解してほしいという場面で、
「理解したかどうか、確認してくれ」と
あるいはほかの場面では、
「そういえば、この間、こういうことを言ったのだけどそれは理解しているかな。」など
何度か練習を止めて、
高校野球の伝令役みたいに、何度かショートの位置に行って確認してきました。
夏生さんに聞きにいくと、すべて理解していました。
熱い監督で、少々完ぺき主義なのか、
自分の言ったことを完璧に理解してほしいというタイプなところがあるようです。
「もっともっと、積極的に、わかったということをアピールしていいんだよ。」
と伝えておきました。
ソフトボールは野球と同じ春に公式戦なのでこの秋学期はプロ野球的に言うとキャンプ・オープン戦の時期。
新チームを実践に仕上げていく時期なので、つまりまだ夏生さんの1年目の本格シーズンは始まってないのですが、
もうこのチームで何年もやってるような、すっかりなじんで、そして楽しんでいる様子で、なんだかホッとするとともに、
春のシーズンが楽しみになってきました。
夏生さんも昨年の今頃は高校3年生。
現在高校3年生のソフトボール部員にも十分チャンスがあります。
2019年度渡米、まだまだ間に合います!
我こそはという方はぜひ!
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