NCAA傘下アメリカの大学スポーツの現場にマネージャーとして入ってアメリカ大学スポーツの現場を体験する。米大学アメリカ大学スポーツ現場マネージャー体験:スポーツマネジメント・コーチングプログラム
日本人がほとんどいないアイオワの大学にこの秋から野球部マネージャーとしてプログラムをスタートさせている雅樹君からレポートが届きましたので紹介します。
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こちらに来てから1ヶ月以上が過ぎて、まだ1ヶ月かぁ~と思う気持ちとおそらく人生で一回しかない留学がもう1ヶ月も経ってしまったのかぁ~という気持ちがあります。
最初の2週間程は全てが新鮮でとにかく何でも吸収しようと色んな人に話しかけていましたが、その反面気持ちが切れた時は部屋で寝たり、一人でネットを見たりして過ごす時間もありました。
授業を2週間程受けたあたりからだいぶ生活にも慣れてきて、自分の周りにいる人がどういう人かということも分かるようになってきました。(日本だと第一印象で自分と合うかどうかが大体分かるが、英語で話す相手とはなかなかそこまで分からなかったです。)
ちょうどその辺りから野球部の練習にも本格的に参加し始め、練習はもちろん食事や空いている時間も野球部の選手と過ごすことが段々と増えてきています。他にはマレーシアや香港からの学部の留学生達と一緒にいますが、彼らはマンダリン?という中国語を話すのでそれで会話されると何も分からない状況になって、これじゃあ一緒にいてもなぁ、、、と思い、一時期あまり話さなかったのですが、僕が積極的に英語で話しかけに行かないので彼らがマンダリンで話すのであって、全ては自分次第!と思うようになってから少しでも良いので会話に入って喋れるようにしています。
なかなか大人数で喋っている雑談に入っていくのはまだ出来ないですが、一対一の会話ならなんでも良いから喋ったもん勝ちだと思って、会話の機会を少しでも多くしようとしています。幸いにも香港から来た40代くらいの女性はよく話をしてくれ、何とか僕の英語を理解しようとしてくれるのでよく話すことが出来ています。
授業は週4の月木が8:30~15:40、火金が8:30~14:30の時刻でGrammar, Writing,Reading, Speaking/Listening, American Culture(月木)を受けています。クラスは僕一人で英語を基礎からマンツーマンでしかもネイティブから勉強し直すことなんてそうそうに無いと思うのでいい機会と思い励んでいます。
先生はGrammar, Writingと他で二人いらっしゃって、一人は僕のAdvisorをしてくれる方なのですが、二人ともやはり僕に英語を教えようとしてくれているので英語が綺麗でほとんど理解出来て、ここでは拙いながらも多く発言出来ます。やはり課題は僕だけに理解させようとはしていない普段の友人との会話だなと痛感しています。その度にもっともっと英語を話せるようになりたいなと強く思います。
野球部はCoach Huntを含む4人のコーチの方々全員が良い方で、選手も皆いい奴ばかりで毎日楽しくやっています。
コーチは一定の線はあるものの、日本よりは選手と距離が近く僕に対してもよく話してくれます。選手はほとんどがjunior以下で年齢的には僕より年下ですが、体格的にも語彙力的にもどう見ても僕の方が年下のようでいつでも誰かが声を掛けてくれる明るい雰囲気です。ここ何日かでやっと多くの選手の名前を覚えてきて、かつ練習に参加したての頃は何か話かけられても、???という状態だったのが、言っていることは分かる。さぁどう答えよう?という状態くらいまでは来て、少しずつ会話が増えてきました。また彼らも食事中とかでは、僕が話す時は皆で理解しようとしてくれるので、これまでは言おうと思って言えなかった話も少しずつですが、出来るようになってきたように思います。
授業でも野球でも共通して考えることは、日本人にありがちな笑ってごまかしてYesで誤魔化して、実は分かっていないということだけは避けようということです。授業でも1コマ終わった時に少しでも疑問があれば、聞くようにして、野球部では特に何かをしてと頼まれて、はっきり分からないでやって間違えるということをすると、今皆の信頼を得ようとしている時期に僕はYesと言うけれど理解出来ていないとだけは思われたくないので分からないことは分からないとはっきり、他の言い方で言ってくれないかと聞くことは心掛けています。
クリスマスは運良く院生のコーチをしている人が祖母が日本人らしく、日本人ならファミリーだよ!みたいな感じで誘ってくれたので、そちらにお邪魔したいなと思っているのですが、感謝祭休みや年末年始はまだ予定が埋まってないので当面の目標はそこで誰かの家に誘ってもらえるくらい仲良くなる!です。笑
数日前に野球部の選手達とは練習や食事はよく一緒にいるけれど、食後に一緒になんかしたりはしないなぁ、このままで本当にもっと仲良くなれるのかなと思って少し気落ちした時があったのですが、その時日本にいる彼女に「友達ってそんなに簡単にできるもんかな? 日本の大学の友達だって、1ヶ月やそこらで仲良くなったんじゃないで!」と励まされ、確かにその通りだなとまだまだ始まったばかりで積極的に色んな人に声をかけていけば、そのうち仲良くなれるかなとすぐにポジティブになり過ごしている次第です。
食事については、最初の方はエブリデイハンバーガーはきついなーと思っていましたが、野球部の練習が始まってからはマネージャーでも結構動くからかお腹がとても空いて、空腹だと結果なんでも美味しいという考えでもう慣れてしまいました笑
どうしてアメリカ人はあんなに身体がデカイのに僕より少ない量で平気なのだろうかということだけが不思議です。
長くなりましたが、なんだかんだ日本人が1人もいないど田舎の大学ですが(実は1人だけサッカー部のseniorにいるそうてすが、一度もあったことかありません。)、楽しくやっています。この貴重な時間を大事にして頑張っていきたいと思います。
雅樹君
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アメリカでもがいてる様子、そして少しずつ前に進んでいる様子がうかがえるレポートです。
彼女さんの言うとおり、1か月でそんなむちゃくちゃ仲良くなるってなかなないかもしれません。
同じように留学時には英語をすらすら話せないと悩んだりしがちですが、日本語でもつっかえたり、すらすら話せないということはよくあるかと思います。そんなときにいちいち悩んだりしないですよね。僕自身も留学時に、日本語だってよく間違えると気づいて、そこから間違えても気にしないようになって、積極的に話す姿勢につながりました。
かたや、雅樹君は1か月でコーチにクリスマスに誘われたり、チームメイトと食事を一緒にしているなんて、十分いいスタートを切っていると思います。
これは雅樹君だけでなく、留学生の皆さんに伝えたいですが、
留学中は意外と自分の進み具合に気づかないものですが、英語の進展はまさに プラトーを進む、マスタリーの道と同じ、進んでないように思えて、ある時ぐっと一気に進み、一段上がる。そしてまた進歩のない日々が続き、そしてあるとき一段上に。。その繰り返し。
その辺りは 達人のサイエンス に詳しく載っています。ご参照下さい。
進んでないように見えて、レベルアップに向け進んでいってます。
進んでないと悲観的になって努力を怠ってしまうことのないように、もがきながらも頑張り続ければ必ず上への道が開けていきます。
引き続き頑張っていってください。
アメリカNCAA傘下の大学スポーツの現場を体験する!
米大学現場スポーツマネジメント・コーチング長期留学プログラム
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