さらなる成長をここアメリカでしていきたい【スポーツマネジメント・コーチング長期現場マネージャープログラム感想】賢弥くん第2回

こんにちは!アスリートブランドです。

今回は前回に引き続き、スポーツマネジメント・コーチング長期現場マネージャープログラムに参加中の賢弥くんのレポートをご紹介します。

現在までの留学を振り返って(第2回)

野球部の活動も本格的に始まり、部員、コーチ、など野球部関係者全員でのmeetingがあったのですが、ほぼ初対面の人々の中で緊張感MAXの中、私も全員の前で簡単な自己紹介をしました。(言う直前に監督に肩をドンと叩かれ、それを見た選手、コーチ達も笑ったおかげでだいぶ緊張が和らぐ)meetingでは、パンフレットをもらい野球部の方針、学業との両立、リーグのルールと話だけでは内容こそ分からないことだらけで、あっという間に終わり、後でゆっくり読み返し理解しましたが、これからやっとアメリカのスポーツを体験できる!と気持ちが高ぶりました。

それからは月曜から金曜はほとんど毎日14時や15時頃から、土日は朝9時や10時頃から全体練習が始まりました。最初は部員、コーチ陣とのコミュニケーションがやはり難しく、道具、場所など日本の道具の呼び方ともほとんど違っているので大変でしたが、マネージャーも3人ほど私以外にいたので、彼らに何から何まで覚えるために毎回「これは何と言いますか?」「どうすればいいですか?」と聞き、練習に早く慣れることを意識していました。そのため、用具をインターネットで予習、その日にやったことを復習したりもしていました。

そういった中でも、マネージャーも交じって練習の中でゲーム(バッティングピッチャーによるバッティング練習で、場面を想定した中でミッションをこなしていく)をすることもあり、すぐに野球部の練習に慣れることもでき、徐々に選手、コーチとの会話も増えていくことができました。また、このゲームで最後がマネージャーの順番となっており、ヒット性の打球を打たなければいけない場面の中で、私はアメリカ初打席の中なんと初球をヒットにすることができ、みんなからも驚きとヘルメットをバシバシと叩かれるなど祝福をされ、最高に気持ちが良かったです。

さらに、このチームは部員数が多くはなく、2ポジション守れる選手が多いです。そのため、私も実際にプレーをして補助をすることがありました。紅白戦の際には、外野の選手が他のポジションを守り、一人空いたところに私が守備だけ行い、出場することがあり、守備の機会もかなりあったので、選手間同士の会話で新しいフレーズを覚え、日本の野球との違いを選手の目線から見てアメリカスポーツの良さも体験でき、実際にプレーをしながらコミュニケーションをとることもできました。また、チャンスをもらったからには私も何かしてやろうと思い、大学時代を思い出しながら全力でやっていると、紅白戦後のmeetingで私のプレーについて褒めていただき、足を引っ張っているのではないかと心配の中、少しだけでもチームに貢献できたと思っています。

さらに、この野球部でアメリカらしいなと感じたことは、野球部のグラウンドのすぐそばに試合を観戦しながらバーベキューをできる場所があり、練習試合、紅白戦などで実際に応援しながら家族、知り合いでバーベキューをしている人がいる(Twitterなどで呼びかけもしているので学生の数も多い)など、日本の大学野球、グラウンドではほとんど見ることができないもの見ることができ、新鮮な感覚でした。実際に私たちも練習終わりにここでバーベキューをすることもありました。練習、グラウンド以外にも、ロッカールームが充実しており、選手による清掃なども徹底して行われていた(汚い時はコーチから全体メールで注意が入ってくる)ので、ものすごく綺麗でプロ野球のロッカールーム並みではないかと感じるほどでした。アメリカに来る前までは、私の中にアメリカ人は大雑把というイメージがあったのですが、シューズを練習後毎回拭く決まりがあることや、個人のロッカーの中もハンガーできっちりと服は吊るしてあり、荷物も整頓されていて日本人よりも素晴らしい人ばかりで、そういったことからアメリカ人のスポーツに対する人気は日本以上にあるのではないかと私は思いました。

このように、野球部やテレビで見るスポーツからアメリカ人がスポーツに対する情熱、アメリカスポーツ規模の大きさを、学校からは、各国からくる留学生、パートナーとの交流で各国の違いを話し合うなど、日本とアメリカ、さらには各国においての食事や生活などの文化知ることができ、数多くの出会い、発見、驚きがこの留学で経験できていています。この経験は実際に留学をしていないと経験できないと思います。私も親からの反対や留学費など決心するまでに悩むことがたくさんありましたが、私が大切にしている言葉の“やらないで後悔するよりやって後悔”のように留学は年を重ねた後ではなかなか経験しにくいことだと思い、今しかないチャンスを無駄にはしたくないと、何とか親を説得しこの留学を決心しました。今では本当に留学を決心して良かったと思っています。最初こそ全く英語ができず返事もろくにできませんでしたが、上達しているとたくさんの人から言っていただけるようになり、友達と戯れたりして、私自身本当に留学は素晴らしいものと心から思います。2月に帰国を控えているのですが、さらなる英語の上達、アメリカスポーツを現地で経験をしていき、さらなる成長をここアメリカでしていきたいと思っています。

スポーツマネジメント・コーチング長期現場マネージャープログラム

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