アメリカの解説者はWBC日本対オーストラリア戦をこう見た。

こんにちは!

昨日のWBC、日本対オーストラリア戦はしびれる試合でしたね。

先制されてなかなか追いつけない時には少し緊張感がありましたが、同点に追いついて、勝ち越してからはリリーフ陣の安定感もあり安心してみていられましたね。

そんな昨日の試合ですが、ちょうどアメリカの友人がこの試合を見ていたようで、「解説が面白いことを言っていたよ」と連絡をくれました。そこで今回は「アメリカの解説者は日本対オーストラリア戦をこう見た。」というテーマで書いていきたいと思います。

日本人は大きなレッグキックをするのになんで打てるんだ?

実況の方が、解説者に

「日本人は打つときに前足を大きく上げる(レッグキック)をするね!アメリカではほとんどステップをしないけど、なぜ日本人はあれで打てるんだね?」

と質問をしていたそうです。それに対して解説の方は

「日本人はバランスよくタイミングをとれるからかな。アメリカ人より遅いタイミングでも器用に打つことができるよね。」

という風に答えていたそうです。ただし、松田選手がチェンジアップにタイミングが合わなかったときに、日本人は少しチェンジアップ系のオフスピードが苦手かなということも言っていたそうです。ちなみに、レッグキックで一番有名な選手の例として王貞治さんの名前も出てきたそうです。

日本の投手は伝統的にフォークを操る

千賀投手が昨日とても素晴らしいピッチングをしていましたね!直球に関しても、ここまでのWBCの試合を見てきてピカイチと絶賛していたそうですが、フォークについて、

「日本の投手たちは、伝統的に(traditionally)良いフォークを投げる選手が多いよね!」

という話をしていたそうです。それに対して解説の方は、日本通なのか、

「日本人は、試合以外のブルペンで100球も200球も、時には300球も投げ込むんだよ。だから、フォークのような難しい球も自信を持って投げ込むことができるんだよ」

と話していたそうです。確かに、アメリカではほとんどブルペンで投げ込むということがないようなので、そういった状況でフォークのようにコントロールの難しいボールを投げるのは難しいのかもしれませんね。

ちなみに、日本人がブルペンで投げ込むという話の際にはレッドソックス時代の松坂投手の話も出てきたそうです。松坂投手は毎日投げ込みたかったが、コーチが中4日なので、制限していたという話だったそうです。

キャッチャーの小林はミットを構えるのが少し早いね

解説者が1点指摘していたのが、ランナー2塁時に小林選手がミットを構えるのが少し早すぎるという点だったそうです。国際大会では、キューバのように、貪欲に相手のサインや球種を盗んでこようとするチームがあるので、特にランナー2塁の時は、セカンドランナーからバッターに情報を伝えられる可能性がある(本当はルール違反)ので、なるべくもっと遅く構えた方がよいという話をしていたそうです。個人的には、ミットを遅く構えられると投げづらいような気もするのですが、国際大会ではこういった駆け引きも必要なのかもしれませんね。また、小林選手に関しては、ランナー1.2塁のワイルドピッチも体で止めに行かなくては!と話していたそうです。

 

以上がアメリカにいる友人が教えてくれた昨日の試合のアメリカ側の解説実況内容でした。アメリカ人の目線から試合をみるというのもなかなか面白いなと思いました。アメリカに野球留学をすると、将来、英語の野球中継を楽しむことができるというメリットもありそうですね!

 

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