日本とは全然違う!アメリカ大学野球の練習について【練習別詳細版】

こんにちは!アスリートブランドです。

アメリカの大学野球留学に興味のあるお客様からの質問で、

「実際アメリカの練習ってどんな感じなんですか?」

と聞かれることが結構あります。

そこで今回は、ウォーミングアップから守備練習、バッティング練習、ピッチングなど、それぞれの練習別にアメリカではどんな練習をするのか書いていきたいと思います。

ウォーミングアップ

もちろん、多少それぞれのチームで差はありますが、日本との違いでいうと、日本のように全体でランニングというのはありません。あとは、リズムに合わせてみんなで全く同じ動きをすることもないかと思います。あとは、静的なストレッチも全くないかと思います。

基本的にはいきなり、整列して動的なストレッチ&ダッシュ系。そのあとチームのよっては、肩関係のストレッチといった形です。

以外かもしれませんが、大学のチームで行うちゃんとした練習などでは、日本のような「各自ウォーミングアップ」というはほとんどなく、チームみんなでそろってアップをするというが基本です。

キャッチボール

キャッチボールは基本的に野手とピッチャーで分かれて行います。

野手は比較的、適当といいますが、各自肩があったまるまでやるというスタンスが多いかと思います。

一方で、ピッチャーは意外ときっちり決められたメニューをこなす傾向にあります。細かいと投げる距離&球数、キャッチボールの方法なんかも決められている場合があります。アメリカはピッチャーの管理についてはかなりきっちりしているといえます。

キャッチボールおまけ情報

キャッチボールから野手とピッチャー分かれて練習することが多いアメリカですが、ピッチャーはキャッチーボールの前に、チューブを使ったり、メディシンボールをつかって体をほぐすことが多いです。その際にも決められたメニューをこなすといった感じです。

守備練習

守備練習は日本とアメリカでは全く異なります。

日本では比較的、シートノックをやって、連携を高めていくことが多いかと思いますが、

アメリカでは、ほとんどがポジション別の練習になります。さらに、普通にホームベース近くからノックを打つことが少なく、比較的、短い距離の緩いゴロをひたすら繰り返し捕球するという練習が多いです。

外野手も、思ったより基礎的な練習をしていることが多いかと思います。

参考までに、アメリカの練習動画をいくつかご紹介したいと思います。

バッティング練習

バッティング練習は、日本だとケージがいくつかあって、1度に複数の場所からバッティング練習することが多いかと思います。

一方でアメリカでは基本1か所からです。多いのはグループにわけて、メインのバッティング組、室内などでバッティングする組、守備をする組という風な感じです。このグループわけは日本と同じかと思います。

完全に違う点は、バッティングピッチャー的な役割がなく、バッティング練習はコーチや野手がかなり手前から投げる点です。日本みたいにマウンドと同じくらいの距離からかなり速い球を投げることはありません。

また、スイング数も日本の方が多いため、この点はすこし日本から留学すると物足りなさを感じる点かもしれません→もちろん自主練はできるので、やる選手はアメリカ人でも自分で数をこなす選手はいます。

また以外かもしれませんが、バント練習は結構きっちりやります。実際に試合でサインが出ることは日本より少ないと思いますが、練習だけはしっかりやるみたいです。

ピッチング練習

ピッチング練習も日本とアメリカでは大きく異なります。

日本ではブルペンで毎日かなりの球数を投げることがあるかと思いますが、アメリカではピッチャーがブルペンに入ることがあまり多くありません。比較的、「フラットグランド」という、ピッチャー同士で、キャッチボールの延長のような形で、普通のフィールド上で投げることが多いです。

先発ピッチャーはシーズン中にブルペンで投げることもありますが、その際にも投げるのはせいぜい30球程度かと思います。

 

以上、今回は、アメリカと日本の練習の違いについてご紹介しました。

 

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