今日から、夏休み特別企画としまして、
実際にアスリートブランドからアメリカの大学へ野球留学をし(米大学野球部セレクション4期生)、2年制大学、そしてNCAAのD3でショートとピッチャーとしてプレーしたスギーベースボールプログラムの本間さんにアメリカの野球に憧れる野球少年達に「アメリカ流の野球講座」を当ブログにて行ってもらいます!
第1回目の今回は、バッティングドリルについてです!
大学時代にアメリカの大学でプレーした本間さんによると、アメリカと日本のバッティングの違いについて
- バットを立てて振るという意識があまりアメリカにはない。
- アメリカではあまり手首を返さない。
- バットの芯が最短で打つポイントまで行くという考えは同じだけど、日本は芯が一直線ポイントまで。アメリカは体の近くを通って最短でピントまで行く(俗に言うインサイドアウト)の考え
- 体をコマの様に軸で回して飛ばすという考えがアメリカではあまりない。アメリカでは基本はWeight Transfer(体重の移動)で後ろか前(ピッチャー方向)に力を加えるという考え。
ということでした。
簡単に動画を使って説明しますと、
例えばマイクトラウト選手
日本でいうとバットのヘッドが下がっているように見えますよね?
これでもしっかり力負けせずにボールを打っています。
もう一点、バットの芯が最短でインパクトまで来ているわけではなく、体の近くを通っているのがわかるかと思います。
最後に、右手首を注目してほしいのですが、手首は返ってませんよね。
今年もヒットを量産しているアルツゥーベ選手も同様です。
また、体重移動については、軸足(後ろ足)を注目してください。
どちらの選手も元々軸足のかかとがあった場所より打つ際に前に行っていますよね。
実は、これが日本の選手との大きな違いです。
日本の選手達を見ていると、このかかとが後ろに来る選手をたまに見かけます。
これは軸回転を意識した結果なるのですが、アメリカではあまり良いとはされません。
実際にアメリカにはこんな練習方法もあります。(2分28秒からご覧ください)
このようにかかとが後ろに行っていないか。しっかり体重移動ができているか確認する練習もあります。
最後に、いくつかアメリカ流の練習方法をご紹介します。
1分ほどの位置から始まるこちらのドリルは、右バッターの左腕(下側の腕)が伸びきらないようにするドリルです。
アメリカでは下側の腕が伸びきるのはよくないとされ。Bend(曲がった)状態の方がよいとされます。
こちらの動画の最初の方にある、片手のドリル、特に膝をつけて行うものは珍しい練習なのではないでしょうか。
基本的には上半身の動きの確認です。トップハンドで打つときは、しっかりボールをとらえる意識を、ボトムハンドで打つときは、引く力が強くなりすぎて肩が開かないように進行方向の力を加える確認をするドリルです。
以上今回は本間さんによるアメリカ流のバッティング講座でした。
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